善 隣 Q&A

 

Q1:どんな服装で過ごすのですか?

A: 建学以来の伝統として、制服は使用しています。それは、すでに善隣幼稚園のカラーを写し出すものとして、地域に浸透していること、また入園式や卒園式など、フォーマルな場面にはふさわしいと考えてるからです。

けれども汚れることを気にしないでのびのびと遊ぶための服装としては不都合があり、泥んこ遊びをする度に着替えたりしていると、それだけで遊びの意欲や時間が減ってしまい、保育の妨げにもなりかねません。

そこで、普段の保育では、「遊べる服」をコンセプトに、私服でも制服でも自由にしています。そして入園式・卒園式・クリスマス会では必ず制服を着用し、礼拝をもつ毎週火曜日は、できるだけ制服を着用するようにしています。

また服装については、こども自らTPOを考えて整えることができるようになることを願っています。スポーツをする時は体操服に、絵の具遊びをする時はスモッグを羽織るなど、場面や目的を考えて、楽に着替えることができるようになれば良いと思います。また、園外保育の際や、暑さの厳しい折には、私服登園としています。

 

Q2:「自由遊び」とは、まったくの自由で何をしても良いのですか?

A: まったくの自由にして、無限に遊びが広がる場を提供したいと願っています。しかし現実には、広さの制約、環境の制約、道具の制約などがあり、「不自由」なのです。それは承知の上で、なぜ「自由遊び」を大切にするかと言うと、子ども一人一人が自分から興味を持ち、のめり込み、工夫しながら遊びを展開していき、友だちとも関係を作っていくという学びの要素が「自由遊び」にはたくさん詰まっているからです。

けれども、ただ野放しにしているだけでは、この学びは深まりません。子どもの様子をよく見て、その時期に合った環境を整えたり、時には遊びに誘ったり、さりげなくアイディアを提供することもあります。また、保育のカリキュラムは、こどもの自発的な遊びから、興味や課題を保育者が知り、見通しを持って導くために、しっかりと検討して立てています。

善隣幼稚園では、すべての施設をできるだけ開放して、最大限に遊びが広がり、深まっていくことを願いつつ、保育者全員が連携して見守っています。

 

Q3:文字や数字は教えないのですか?

A: 教えます。子ども達は絵本にふれたり、物の数を数えたりする中で、文字や数字に自然に興味を持ち始めます。そして、読みたいという衝動からいつの間にか読めるようになり、次に書きたいという衝動から文字や数字を書こうとし始めます。その過程で書き方を教えることは必然的ですから、要求されるままに教えていくと、子ども達はどんどん吸収していきます。園では、遊びや生活の中で自然に文字や数字の概念を伝えています。

 

Q4:けんかには、どのように対応していますか?

A:けんかは幼児期になくてはならない成長の機会です。と言うのも、自分の意志がはっきりと出始めるこの時期、大人に前もって止められさえしなければ、相手(友達)の意志とぶつかるのは当然だからです。泣きわめいたり、にらみ合ったり、言い合ったり、つかみ合ったりして、何とか自分の気持ちを相手に伝えようとするのですが、最初はなかなか上手くいきません。けれど、だんだんと相手の気持ちや痛みも理解できるようになり、折り合いを付けられるようになったり、どのように言えば相手が自分の気持ちをわかってくれるのかを学んでいきます。目標は、けんかをしても、自分達で解決する力を身につけることです。そこに到達するまで、園では、代弁をしたり、時には仲介に入ることもあります。ただし、その場の状況を見極めて注意深く対応するようにしています。

 

Q5:けがをした時の対応は、どうなっていますか?

A: 園では、けがをさせないように、最大限の注意を払っています。その上で、万が一、けがをさせてしまった場合は、もちろん園の責任です。ただし、体のバランスの取り方や、友だちとの遊び方など、けがをして学ぶこともありますから、実際、幼少期は、小さなけがをあまり恐れない方が良いと思います。

いずれにしても、けがをしてしまった時は、保護者の方に、その状況やけがの様子を詳しくお伝えします。ただし、相手がいてけがをしてしまった場合は、多くの場合、互いに反省し、問題は解決していますので、けがをさせてしまった側の保護者にはお伝えしないこともあります。それは、その出来事を通して良い学びができているにもかかわらず、その後の大人同士の気遣い合いの中で、子どもの心に必要以上の心の傷が残ってしまうことがあるからです。園では、あくまでも子どもの成長にとって最も良いことは何かを、ご家庭と共に考えながら対応しています。ですから、ケースバイケースでもあります。また、万が一、病院にかかるようなけががあった場合は、誤解が生じないように、両者に詳しくお伝えすることにしておりますので、ご了承下さい。

 

Q6:通園方法は?

A: 徒歩、あるいは自転車をおすすめします。お母さんと手をつないで、おしゃべりを楽しみながら通園できる時期は一生の間にほんのわずかしかないのですから、少し面倒でも、後から良い思い出になると思います。また、3年間、歩いて通うだけで、体力はかなりつくものです。

それから、朝はお子さんの様子を担任に伝えていただき、帰りは担任が園での様子をお母さんにお伝えすることで、ご家庭との連携を取ることができるのです。このような利点から、今後もバスを取り入れる予定はありません。

 

やむを得ない場合は自転車でも構いませんが、路上に停めていただくことになりますので、停め方には注意をしてください。自動車は、原則として病気や怪我以外の理由では停める事ができませんので、近隣の有料駐車場をご利用ください。

 

Q7:どうしてお弁当なのですか?

A: 給食は、栄養のバランスが取れていますし、大変な子育て中のお母さんにとっては助かると思いますが、子どもの側から考えると、大好きなお母さんが作ってくれるお弁当が一番の元気の源なのです。豪華でなくても、栄養バランスが取れていなくても大丈夫。お母さんを離れて幼稚園という社会でがんばっている子どもが、大好きなお母さんを感じられる瞬間が、お弁当を開く時なのですから。初めは、好きな物ばかりをもっと食べたいな、と思う量から始めて、全部食べ切る満足感を味あわせてあげて下さい。

また、月に2回程度、おにぎりだけを持って来る『おにぎりDay』をもうけています。この日は、季節の野菜などをたっぷり入れたおみそ汁を一緒にいただきます。これは、お母さんに少し楽をしていただきながら、食の基本に立ち帰る食育の一環として喜ばれています。おみそ汁をおかわりしたり、これをきっかけに野菜が食べられるようになる子どもも少なくありません。

 

Q8:安全対策は大丈夫ですか?

A: ハードに関しましては、建物の外観が古いためご心配もあられる事でしょう。しかしご安心ください。2014年度に建物全体に大規模な耐震補強工事が実施されており、教育機関に対する世田谷区の最新の耐震安全基準をクリアしています。施工業者さんからは「構造や基礎がしっかりしてるので、メンテを丁寧に実施すればまだまだ50年は使える」との評価も頂きました。

防犯対策としては、園内外に10数か所の防犯カメラが設置されており、職員室・園長宅からは常時監視が可能です。また監視映像は一定期間自動保存されていますので、必要な場合は過去の映像確認もできます。非常用通報システムとしては、セコムと契約しており、園内での非常時はもちろんの事、園外に出かける際にも通報機器を職員が持参します。防火対策としては、毎年、消防法に則った機器の点検を行っています。

保育の中では、年に5回避難訓練を実施し、火災・地震・不審者侵入に備えています。衛生面では、手洗い、うがいの徹底と、登園前の検温、トイレの後と食前の手指の消毒を行っています。また、砂場は年2回、業者による細菌の検査と消毒を実施しています。

Q9: キリスト教でなくても良いのですか?

A: はい、もちろんです。日本という土地柄、ほとんどの方がそうではありません。けれどもこの国においては、教育と医療の分野で、キリスト教は良いものをもたらして来ているのではないかと思います。善隣幼稚園は、等々力教会の付属幼稚園ですから、聖書の神さまの愛を伝えることによって、子ども達が心豊かに健やかに成長をしてほしいと願っています。そのために、聖書を教え、祈ることが日常的にありますが、信仰を強要するものではありませんし、園の方針に共感して下さる方なら、どの宗教の方もお受け入れして来ました。

また、日曜日の教会学校は、園の方針の大切な部分を担いますので、出席をおすすめしますが、園の出席日数には加えていません。

Q10:おむつが取れていなくても入園できますか?

A: 完全におむつが取れることは入園の条件ではありません。入園の時期は大人の事情ですが、おむつが取れるのは子どもの事情ですから。

けれども、トイレで排泄することは自然なことですし、おむつは必ず取れるものとして、肩の力を抜いて子どもに練習させてあげて下さい。おむつが取れていた方が、自信がついて園に慣れるのがスムーズではあります。もし、おむつを付けて入園式を迎えたら、一緒にがんばりましょう。

Q11: 母親の出番は多いですか?

A: 善隣のモットーは、「できることをできる時に」です。母の会の役割も、やってみようと思われるなら、得るものは大きいですからおすすめしますが、決して無理をしないで、楽しんでできる範囲で協力されるのが良いと思います。

行事のお手伝いも、この行事に何人の方が必要、といったお知らせを掲示しますが、この時期ならできそう、これやってみたい、と思われたらご参加下さい。子ども達のありのままの様子が見られますし、お子さんも喜びます。

 

『母の会』は毎月1回実施し、子ども達の様子、子育てのことなどをお話したり、役員さんからの報告があります。こちらは、ぜひご参加いただきたいと思います。

 

『個人面談』と『保育参観』は年2回ずつあります。また、お子さんの誕生月の『誕生会』には、お母さんをご招待しています。

Q12: お父さんの出番はありますか?

A:お父さんにもできるだけ園の活動にご参加いただき、力を貸していただきたいと思っています。特に、6月には『親子登園日』を土曜日に実施し、様々な手作りコーナーで一緒に遊んでいただいたり、クラス単位でゲームを通して親睦を深めたりしています。

『運動会』や、『おもちつき会』などでも、積極的なご参加を期待しています。